2023年10月28日土曜日

塗料再生作戦(Mr.カラー編)

 工廠再建記 塗料再生作戦

Mr.カラー ラッカー系 編



旧サイトが閉鎖されるとのことで、急遽立ち上げたこの新・宇宙艦隊秘密工廠ですが、旧サイトを最後に更新したのが2004年6月14日....

実に19年以上放置していたわけです。

その間プラモデル作成を楽しんでいたのか?

実はそうでもなく、間もなく作品展示室に掲載されるであろう完成品がわずか1機のみ。

それもいつ完成したのか覚えていないほど昔のことなんです。

つまりはそれくらいプラモデルを作っていない=道具も使っていないってことなんです。

幸いエアブラシなどの道具類は、ちゃんと清掃してあったので使えることを確認しました。

が、問題は塗料です。

....

.....

うん。手持ちの塗料瓶の半分くらいは素手では開かないですね(笑)

暇を見つけてペンチなどを使って開けていくことにしましょう。


しかし、幸いにも素手で開けれた塗料たちですが、想像していた通り無残な姿に....



ドロドロですね。

ドロドロを通り越してひび割れてカチカチになっているものもあります。



これはMr.COLOR No61 焼鉄色なんですが、なんか盛り上がっています。



拡大してみるとこんな感じ。

家にはこんな塗料瓶や開かずの塗料瓶がゴロゴロあります。

新しく買いなおすのもお金がもったいないので、何とか復活できないものかと思案...

そこで恐らく10年以上立ち寄っていない地元の模型店に物色に行ってきました。

この模型店は自分が中学生の頃、よく立ち寄っていた模型店です。

そこの店主(双方顔を覚えていた(笑))に、教えてもらったものがこちら。



「真・溶媒液」です。

なんか名前が強そうでいい感じ。

「真」と銘打つものは何か強そうな気がします。真・ゲッターとか(あまり詳しくないですが...)

「溶媒」という響きも良い。

「溶解」ではなく「溶媒」。

「溶媒」で検索してみると、

「溶媒とは物質をとかして溶液を作るのに使う液体」のことであると出ました。

なるほど、なるほど。

で「溶解」と「溶媒」の違いは?

目的物(溶質)を溶かしているものを「溶媒」。

目的物(溶質)を「溶媒」を使用して溶ける現象を「溶解」。

うん。勉強になった。

多分理科で習っていたんだろうけど、もう覚えていなかったです。

まぁ、なんにせよこの液体で死滅寸前の我が塗料群が復活してくれるのを祈るのみ。

店主にお礼を言って、退店。

早速使用してみることにする。

この真・溶媒液の使用方法はボトルのラベルに記されている。

  • 対象塗料の粘度が増して水飴状になっている場合は
    • 対象塗料2に対して真・溶媒液を1使用
  • 対象塗料が乾燥して固形になっている場合は
    • 対象塗料1に対して真・溶媒液を1使用

なるほど、なるほど。

「真・溶媒液」をスポイトで吸い上げ、無残な状態の塗料瓶達に添加していく。

現時点で開くことができた塗料瓶達に、あらかた「真・溶媒液」を注ぎ終えたのち、改めてボトルのラベルを読んでみる。

すると使用方法に続きこんなことが書いてあった。

真・溶媒液を入れすぎた塗料は、プラモデル(スチロール)を溶かしますので、入れすぎないようにしてください。

何ーっ!?

もう適当に入れちゃって 、入れすぎかどうかわかんないよ〜。

普段から説明書を読んだりしない性格が裏目に出たか~...

一応この文句は太字で印刷されいたが、こんな肝心なことは赤字などもっと目立つ方法で表記しておいてほしかった....

時すでに遅し感満々ではあるが、さすがは「真・溶媒液」。

入れすぎは危険という事はわかった。

どの程度で入れすぎなのかは全く分からないが(元がカチカチorドロドロの為)、念のため使用する際にはプラ板に吹き付け安全性を確認してみようと思う。

入れすぎていたようであれば、最悪瓶の蓋を開けて揮発させ、あらためて薄め液で希釈してみよう...

それで使えるようになるのかは不透明なのだが...


こんな感じで遅々とですが工廠再建作業を進めています。

是非、またご訪問ください。

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