2023年11月7日火曜日

塗料再生作戦(タミヤカラー編)

工廠再建記 塗料再生作戦


タミヤカラー編 エナメル系



工廠再建記 塗料再生作戦Mr.カラー ラッカー系編でも書きましたが、実に20年近く旧サイトを放置していたわけです。

色々忙しくプラモデル作成に割ける時間の減少や、私自身を取り巻く環境の変化もあり、サイト更新停止となってしまいました。

が、旧サイトのレンタルサーバーサービスの停止というアナウンスが来たことにより、旧サイトからこの新サイトへの移設作業を行っているうちに、プラモデル作成への情熱も再燃。

建造日誌というラベルで進捗状況を投稿しておりますが、現在はスターウォーズ ファントムメナスに登場した、通商連合軍のドロイドタンク(AAT)を制作中です。

そんな中、問題となっているのが長年放置していた塗料たちの再生問題です。

工廠再建記 塗料再生作戦Mr.カラー ラッカー系編で記載しておりますが、Mr.カラーのラッカー系は無事復活させることが出来てました。

これで大量に抱えているMr.カラーのラッカー系塗料は無事使えています。(まだフラットブラックを吹いた程度ですが)

次いで復活させたい塗料たちがこちら。



タミヤのエナメル系塗料たちです。

画像に写っているタミヤカラーの上段は



昔懐かしパクトラタミヤの頃の塗料です。

現在のタミヤオリジナルのエナメルカラーではなく、米国のパクトラ社のエナメル塗料を田宮模型が共同ブランドで販売していたエナメル塗料です。

気になって調べてみると、1984年に田宮模型とパクトラ社の提携が解消され、田宮模型は国産の現行タミヤエナメルカラーの販売を開始したようです。

1984年と言えば39年前です。

提携解消と同時にパクトラタミヤの塗料が市場や店頭から消えるわけでもなく、購入時期が不明ではありますが、手元にあるこの塗料が相当古いものであることは容易に想像できます。

又、手持ちの現行型のタミヤカラーに貼ってある値札を見てみると、税抜き118円、税込み124円とあります。

このことからこのタミヤカラーは消費税が5%時代の代物であることが伺えます。購入した店名はすでに閉店しており懐かしい名前でした。



早速蓋を開けてみると(開かなかったものも多数ありますが)



予想通りカチカチでした。

ちなみにラッカー系塗料の復活には、GSIクレオス Mr.カラー専用 真溶媒液を使うと容易に復活させることはできましたが、エナメル系のタミヤカラーにはGSIクレオス Mr.カラー専用 真溶媒液のように作用する製品を見つけることが出来ませんでした。

そこで時間がかかるのは承知の上で



タミヤ純正のX-20薄め液を使用して復活させてみることにしました。


復活できるのか?


エナメルカラーの復活方法を調べていくうちに、エナメルカラーが固まってしまう原因は、溶剤の揮発と塗料そのものに酸化作用が加わり、元に戻すことはできないとの情報も得ています。

ただ、復活できる色と復活できない色があるとか、20年前のエナメルカラーが復活した等々情報を得ることもできました。

私、浪速慢太郎的には復活出来たらラッキーという程度で実験を兼ねエナメルカラー再生作戦作戦を実施しました。

本日2023/11/07に薄め液を添加しましたので、以降の経過報告や結果報告を追記していきたいと思います。


是非、またご訪問ください。

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